株式会社 三谷バルブ

「当工場のリサイクルに対する取組み」

株式会社 三谷バルブ(本社)
東京都千代田区神田佐久間町2-7 第6東ビル
株式会社 三谷バルブ(茨城工場)
茨城県猿島郡五霞町川妻1344

リサイクル100事業所部門

1. 会社概要

日本で最初のエアゾールバルブメーカーとして1956年に創業して以来、株式会社三谷バルブは、多くのお客様や仕入れ先の皆様のご支援を得て、一貫してエアゾールバルブ、デイスペンサーポンプの製造・販売に取り組んでまいりました。

三谷バルブは「最高の品質、進取の経営、明朗な人の和」の社是に沿って環境活動も積極的に大きな目標を立て、果敢にチャレンジしています。企業が何かモノを作る際には、必ず廃棄物が生じます。

しかし今、環境問題が世界的な問題となる中で当社では“ストップザ温暖化”を掲げ、『リデュース』『リユース』『リサイクル』の3Rの実践を図ってまいりました。

【沿革】
1956年4月 株式会社三谷バルブ設立
1964年4月 茨城工場完成、全面操業開始
2000年12月 ISO14001認証取得
2002年5月 ISO9001認証取得

2. リサイクル100への取り組み

2000年12月ISO14001認証取得に基づいて弊社では“4R”をキーワードとして、環境負荷の低減に取組んでまいりました。

4Rキーワード
  1. Reject (法規制のある有害物質を使わない)
  2. Reduce(自然に対して大きく影響のある物質の使用量を減らす)
  3. Reuse (繰り返し利用する)
  4. ecycle(再生利用、再資源化)

この4Rを原点として、リサイクル活動を積極的に進めてまいりました。2004年頃より環境省の「環境白書」にある埋立て処分場の残余容積など切実な状況や「容器包装リサイクル法」の改正を機に2006年より「廃棄物ゼロエミッションへの挑戦」を掲げ、鉄屑、廃プラスチックス、古紙のリサイクル化を拡大すると共に既存の産業廃棄物取引業者との折衝や埋立てせず、有価物に移行できる新期業者開拓などを行い2008年度はリサイクル率98.4%の実績となりました。

また、産業廃棄物の発生・排出抑制をする為に次の施策を展開しました。

  • 社内部品移動に使用していたダンボールから通い箱への変更し、排出物の削減。
  • 事務部門の蛍光灯に個別スイッチの取付け、これにより省エネ、蛍光管処分の削減につなげた。
  • 使用しなくなった什器備品を社内リサイクル品として再利用できる運用管理を導入した。
  • 社内会議打合せの原則はプロジェクターによる運営形態にして紙資源使用量の削減を図った。
  • 海外のクループ工場より毎週入庫するコンテナの積載方法変更、木パレット削減が図れた。

さらに埋立てゼロエミッション達成を実現する為に、現在も一般廃棄物のRPF化への移行など取組んでまいります。

産業廃棄物のリサイクル率


3. 今後の対応

現在進めている産業廃棄物のリサイクル化への100%達成(ゼロエミッション)はもとより、廃棄物の絶対量の抑制を更なる推進を図る。今年は社内提案制度を活用、ゴミ削減のアイディア月間のキャンペーンを図り全員で出来るゴミ抑制、絶対量の削減を尽力してまいります。その取組み事例として社員食堂で利用される割り箸から「マイ箸」へ推進。また、近隣の方々を招待して社内で開催される納涼祭では各出店で提供する料理はフードパックによる販売をやめ、紙皿によるバイキング方式に変更、これによりムダな食べ残しや空きフードパックなどイベントでの廃棄が前年と比較して3分の1まで減量することができた。これも社員の提案による成果のひとつである。

今後も三谷バルブは環境対策分野においてもリーディングカンパニーとして環境問題を全員で取組み、実践をしていきます。

環境基本理念
ページトップ