パナホーム株式会社 筑波工場 ゼロエミッション化活動の取組み

リサイクル100事業所部門

茨城県筑波郡谷和原村大字台字苗代山1000番地
パナホーム株式会社 筑波工場
「パナホーム株式会社 筑波工場におけるゼロエミッション化活動の取組み」


1. 概要

パナホーム株式会社 筑波工場は、昭和47年に当社2番目の工場として稼動を始めました。工業化住宅構成材を製造し、主に首都圏・関東はじめ東日本地区に構成材を供給しています。ゼロエミッション化活動については、当社の事業活動のなかで環境負荷の大きい生産工場から取組みを開始し、平成15年3月にゼロエミッション化を達成することが出来ました。現在は、廃棄物の総排出量削減を目指し、全部署上げて3R(リデュース・リユース・リサイクル)活動を積極的に推進しています。


2. 背景

平成12年8月に「パナホームグループ3ケ年計画」が発表され、環境目標を「廃棄物排出量削減」目標値として「平成14年までに工場、平成17年までに建設現場のゼロエミッション化」が打ち出されました。地球環境保全活動の具体的取組みとして
・企業活動の各段階における環境負荷の低減。
・法令遵守の徹底並びに環境マネジメントシステム導入が掲げられました。
当工場は環境マネジメントシステムISO14001を、平成13年3月に認証取得しました。又、当社独自のゼロエミッション認定制度が設定されました。目標であるゼロエミッション化達成については、工場環境目的を「平成14年にゼロエミッション化達成」平成13年度環境目標を「リサイクル率92%」とし、全部署あげて活動を開始しました。


3. 当社におけるゼロエミッションの定義

『再資源化率100%であること』但し、市町村に回収される事務所の一般廃棄物に関しては対象から除く

*ゼロエミッションのレベル分け ○認める ×認めない

レベル 埋立処理 単純焼却 サーマルリサイクル 中間処理経由の間接リサイクル サーマルリサイクル後の焼却灰埋立
ゼロエミッションレベルI × ×
ゼロエミッションレベルII × × ×

4. ゼロエミッション化活動
環境目標
平成14年3月末までにゼロエミッション(埋立・単純焼却ゼロ)を達成する。
活動内容
各課目標を重点廃棄物前期比5%削減とし、リデュース活動・リユース活動・リサイクル活動の進捗管理を行い、コミュニケーションを図りながら取組んだ結果、平成13年3月末は88.8%であったリサイクル率が平成14年1月にはリサイクル率100%を達成し、ゼロエミッション化が図られました。社内認定も受け、現在も継続しています。

リサイクル率推移グラフ

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