茨城県稲敷郡阿見町香澄の里36-2
株式会社フジシール 筑波工場
「当工場のリサイクルに対する取り組み」
フジシールは「包んで価値を」を合言葉にValuable, Innovative, Glocal に事業展開を推進しています。当社は、飲料・酒類・医薬品・化粧品・電池等のシュリンク包装のパイオニアであり、シュリンクラベルを中心とした各種包装資材、ソフトパウチやアルファケース等の機能性容器、包装関連機械の設計製作等、ソフトからハードまでの一貫した開発・提供を通じて、グローバル展開するパッケージ・ソリューション・カンパニーです。これらの製品の良さが海外でも高く評価され、アメリカ・ヨーロッパ・アジアに進出しています。
シュリンクラベルのパイオニアとして大きく業績をあげながら、環境保全への取組は充分とは言えない状況にありました。1999年から環境保全活動に取り組み始め、環境ISOの取得・展開を目指し本部に環境マネジメントシステム推進部を各工場サイトに環境事務局を推進組織として、省資源リサイクル部会など5部会を設置して全員参加による活動をはじめました。筑波工場では1999年10月頃、排出プラスチックシートとロール品の40〜50%がマテリアルリサイクル、残りを埋立てと自社焼却で処分していました。2001年2月にISO14001を取得し、排出物の削減と分別、マテリアルリサイクルが加速され、80%以上がマテリアルリサイクル、20%以下がサーマルリサイクル化と、工程排出物の100%リサイクル化が達成できました。社内の小集団活動(TQM活動)でゴミゼロ工場を実現する活動を展開し社内のTQM決勝大会で2年優勝を果たし、環境への取組みが強化されました。
プラスチック品のリサイクルの実績はつぎの通りで、リサイクル率100%を達成しています。
工場内での廃棄物処理の管理体制はつぎのとおりです。