キヤノン化成株式会社 本社・筑波工場
リサイクル100への取り組み
リサイクル100事業所部門
キヤノン化成株式会社 本社・筑波工場
「リサイクル100への取り組み」
1. 取り組み内容
1997年2月のISO14001の認証取得を契機に事業所内が一体となった活動として“廃棄物をゼロ”にの目標達成のため、次の3つの再資源化活動を展開した。
- 製造部門が中心となっての再資源化活動
- 廃棄物処理担当部門としての再資源化活動
- 環境保証実行管理委員会、廃棄物分科会による全部門での再資源化活動
2. 活動事例
- プラスチック製造部門の再資源化活動
プラスチックの射出成形工程から排出される高磁力成形材料のテスト品、不良品等を材料のクレード毎に分別し、リペレット化(リペレット業者に委託)したものを社内で再利用している。
- 組立製造部門中心の再資源化活動
組立部門の工程から排出される破壊検査品、不良品を分解する「再資源化職場」を製造部に設置し、再利用・完全分別による再資源の質の向上を図っている。
- 廃棄物処理担当部門の再資源化
より質の高い再資源化を実施している業者の選定、及びその再資源化の為の事業所内の対応を図っている。
- 全部門から選出された廃棄物分科会委員に再資源化の重要性を説き、その者が部門の核となり、排出物の分類指導、有価資源化への取り組みを推進している。
3. 今後の取姐み
当初の目標である再資源化100%を達成した為、再利用、排出量そのものの削減、あるいは素材を有効活用出来る有価資源化等を推進し「排出量を50%減」に向けた活動を開始している。